この記事は、本来は昨夜、つまり2/14(火)の夜に書くつもりだったのだけれど、なぜかこのブログの提供元である「忍者ツールズ」が正常にアクセスできなかったためきょうになった。
2/14(火)、バレンタインデーのその日は、朝から上野の「東京文化会館」で演奏の仕事があり、それがお昼に終わって、JR上野駅から秋葉原駅の近くまで歩いて移動、自作スピーカ部門で名高いお店「
コイズミ無線」に寄って「スピーカターミナル」という部品を買った。

言うまでもなく、スピーカシステムを自作する上で重要なパーツの一つである。
このパーツは様々な種類があり、スピーカコードを接続できれば何でもいいわけではなく、しっかりとしたエンクロージャを作るのであれば、例えばわたしが買ったようなこの写真のタイプのもののほうがいい。
というか、それでなければならないと思う。
なぜなら?
裏返してみるとこんな感じ、ターミナルがエンクロージャにはまり込むようにエンクロージャ本体をある程度大きく長方形にくり抜く作業が必要だが、見ても分かる通り、このパーツにはパッキンがあり、エンクロージャ本体に取付けてネジで締め付けると、エンクロージャ内部と外界との気密性をしっかり確保することができる。これが重要なポイントだからである。
今まで作ってきたスピーカシステムにも、このパーツを使っています。
それぞれ、取り付けた様子をご紹介すると.....
ね?何となく、どんな具合か分かりますでしょう??
いっぽうで、経験的にわたしが使いたくないタイプとして、
こんなのとか
あんなのとか
そんなのとかは、ユニットからの結線用のケーブルを接続する端子を通すための穴をエンクロージャ本体に開けてケーブルを結線して取付けるだけとラクに作れるけれど、これらのタイプは残念ながらわたしにとっては致命的な問題があり、エンクロージャ内外の気密性をしっかり確保できず意外に空気漏れを起こすので、大きな低音の再生時にターミナル部から雑音が出る可能性があるし、密閉式のエンクロージャを作るにはもちろん、特にバスレフ式のエンクロージャを作る上でわずかな空気漏れでもあると、それがバスレフポートの動作に大きな影響を与えてしまい、設計通りの低音を再生できないばかりか、全体的な音質にも影響が出てしまうからだ(実際作ってみたら分かるけど)。
次に紹介する写真(特に2枚目)をよぉぉぉぉ〜〜く見てくだされば、わたしがどんなことを言っているかひらめいてくださると思う。
...............分かりましたかね?だから、これらのタイプのターミナルは、わたしは使いません。
というわけで、ミニスピーカシステムの自作に向けて、一つパーツを準備できた。
あとは、エンクロージャを設計して、ケーブルを手に入れて、木材を選定して用意して。
まだやることがあるね〜。楽しみです。ではきょうはこれでオシマイ