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『Altec Lansing L02-013A-08-B Small Speaker System "3S-04T.Okino"』
名門Altec Lansingの響きを身近に楽しめるスピーカシステム。
場所をとらず、鞄に入れて持ち運びが便利なコンパクトボディ。
その小ささとは思えない、暖かく優しく爽やかなアルテックトーン。
それは、様々な音楽のジャンルに幅広く対応。
オーディオスピーカとしてはもちろん、パソコンのスピーカとして、ピクニックのBGM用に、イベント会場のデモンストレーション用に………
"3S-04T.Okino"は、どこへでも持ち運べて、どこでも手軽に楽しめる「小さな巨人」である。
"3S-04T.Okino"の「3S」は、"Small Speaker System"の略。
"3S-04T.Okino"のキャビネットは、すべて赤松集成材で出来上がっている。
赤松集成材は、一般におよそ0.56程度の比重を有し、あらゆる木材の中で低域から高域までの共振がバランス的に最も優れた性能を有するとされる。
今回使用した板はすべて厚さ18ミリで、これによって箱内の不要な「音」の遮音性を高めるとともに、キャビネット本体の共振帯域を高めにシフトさせることで、低域の響きを最適な芯のある響きにすることはもちろん、中・高音域はあまり過敏でなく、アルテックトーンの大切な成分である中域の張り出しをほどよくサポートしている。
"3S-04T.Okino"スピーカシステムを作成するにあたって今回セレクトしたユニットは、あの劇場用大型PA用スピーカ"Voice Of The Theatre A5"をフラッグシップモデルとして名高いAltec Lansing社による「2.5インチ・フルレンジユニット"L02-013A-08-B"」を使用。
このユニットは基本的に低音の再生能力が低い上に、全体的に薄くて細くて、高域がハイ上がりで耳に鋭いという響き。
このハイ上がりで鋭い音質は容量の少ないコイルを直列に繋いで、耳辺りの良い最適な再生音にコントロールしている。
音楽の再生には「楽器音の厚みのある響き」が適度にあることが極めて重要である。
先述の通り、"L02-013A-08-B"ユニットは、細い響きに鋭い高音という性格であるから、システム前面の下部に直径17mm長さ18mmのダクトを設けて、ここからの共鳴音がユニット本体からの響きに厚みを持たせることで、細い響きの改善を図る形になっている。
基本的にはバスレフと同じで、共振周波数は203Hzと高く、これが芯のある太めの共鳴音を発鳴、ユニット本体からの響きとダクトからの共鳴音を適切にミックスすることで、まるで20cmクラスのフルレンジで聴いているかのような、リアルな楽器音の再生を実現している。
だいたいこのダクトは、もともとは外径17mm-内径12mmの塩ビパイプによる90Hzバスレフポートを嵌め込んで、できるだけ低音再生能力の向上を試みるつもりであった。
そのために17mm径の穴を空けた。完成間近の音質調整の際の試行錯誤で結局はバスレフをやめて低音再生能力を捨てることになったけれど、そんなことよりも「音楽の再生に重要な響きの実現」のためにこのダクトがそのまま生きることになった。しかも、これ以外にないピッタリと決まったセッティングで!このことは、まったく偶然のことである!!
"3S-04T.Okino"スピーカシステムは、このように小さめのバッグにも入ってしまうほどの大きさである。小さい箱はユニットの低音再生能力が低くなるが、低音から高音まで忠実に再生するハイファイな性能は大型スピーカシステムに任せて、どこへでも簡単に持ち運べて手軽にアルテックトーンを楽しめることを目指して設計した。
スピーカシステムは、意外なことに裏フタがけっこう共振する。
どうせ裏だからと言ってチープで薄い板を使うと、キャビネット内の不要な「音」をうまく遮音できないほか板が共振してしまうことで、せっかくの再生音の美しい響きに好ましくない「色」が着いてしまうことがあるから、エンクロージャ本体には多少安いすなわち薄い板を使ったとしても、裏板には厚めの板を使うべきである。
特に、ネジ止めする際は板が薄いと割れる危険性もあり、そのアクシデントを防ぐためにも、厚い板で裏を止めることが重要である。

"3S-04T.Okino"スピーカシステムもまた、ネジ止めの際の板割れと、できるだけ共振を防ぐために、厚さ18mmの板を使って裏を閉じている
・使い方1.パワーアンプと"3S-04T.Okino"スピーカシステムをスピーカケーブルで接続して、少し大きめの音量で音声信号を流して(注意・過大入力をかけろという意味ではない)音楽を再生する。
2.設置場所によって現実的な音質がかなり変わるので、聴き慣れた音楽ソースを再生して最適な場所を探ること。
3.基本的に天井に近い高い場所への設置や「床置き」は音がこもることがあり推奨しない。
・使用上の注意1)
絶対に低音にブーストをかけないこと。低音にブーストがかかった音声の出力は、いとも簡単に大出力になってしまうことに注意が必要である。このシステムにはBOSEのように過大入力保護装置はないので、低音が出ないからといって無理に低域を持ち上げると想像を超える大出力がかかることでユニットを破損させてしまうことがある。
2)最大入力は規定
5Wである。この辺りの出力は、瞬間的ならばともかく、長時間の使用でボイスコイルの焼損につながる恐れあり。このスピーカシステムは
音楽ホールなどの大きな空間で大音量にての使用には向かない。音が歪んだ状態は過大入力の可能性あり。ニアフィールドにて「うるさくない」と感じる程度の音量を限界と考えるべきである。
3)塗装が面倒なので、キャビネットは塗装してないし耐水処理もしてない。極端に湿度が高い環境(お風呂、シャワー室、植物の温室内など)での使用はしないこと。キャビネットの水拭きは絶対禁止、汚れた場合は乾拭きで。野外で使っている際にもし雨が降ってきたら即刻使用を止めて雨にぬれないようにビニールをかぶせるなど早急に防水処置すること。よって、
絶対に液体で濡らさないこと。箱が傷むから!
4)破損とけがの原因-持ち運びの際は乱暴に扱わず、落下させないようにデリケートに扱うこと。
5)『モニタスピーカ』ではない!明らかにコンシューマ向けであるから、録音状態、音質調整、ミックス状態の確認と、「基準」の音へ調整していくには大きな危険があるため、絶対にこのシステムをモニタスピーカとして使ってはならない。
6)「木材」なので燃えやすい。火気厳禁!灯油ファンヒータや電気ストーブなどの暖房器具のように高い熱を発するもののすぐ近くに置くと、熱でシステム本体が突然着火して火災の原因になる危険性あり。
もし過大入力でシステム本体が突然火を噴いた場合は直ちに大量の水をかけるなどの方法で早急に消火すべし!===================================
.............とまぁ、どこかのカタログかちらしかマニュアルかに書かれているような「宣伝」のような具合のことを書いてみたけれど、文章がヘタクソでスマソ.....(>_<;)何しろ、そういうことはまったくの「ど素人」なもので..........。
それに、誤解のないように書きますが、このスピーカシステムは「
非売品」です。あしからず(^_^)b¥¥。
というわけで。このブログはこのエントリをもって
すべて「完成」し、
すべて終了です。
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ありがとうございました\(^o^)/!